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既婚者の性同一性障害の治療について:後編

こんにちわ~、のんびりのん子です!
既婚者の性同一背障害の治療について:前編の続きです。

「私、女になりたいねん!」


そう言ったものの、声を出すだけで精一杯です。

まるで蚊が鳴くような声

涙が出るのを堪えているのが自分でも判ります。

その時は女性ホルモンを初めて既に4ヶ月経過しています。

当初服用していたホルモンは、ニューハーフさんの定石となっている「プレマリン1.25mg」を1回2錠を6時間おきに4回、そして「ブロベラO.5mg」を朝夕、そして男性ホルモンを抑えるために、抗男性ホルモンである、「アンドロキノン」を1日1錠。

抗男性ホルモンを併用しているので、女性ホルモンだけを服用するに比べて男性的な特徴を抑えるのにはすごく効果があるみたいでした。

当然、女性ホルモンの副作用として精神的にすごくもろくなっています。

ちょっとした事で涙ぐむようになり、一時期はうつ病のような状態になり、メンタルヘルス科でのカウンセリングも受けるようになっていました。

当然、妻は薬を飲む事を反対します。

妻に今まで隠していた、いわゆる自分が人に言えない性癖を持っていることを知らせます。

それが、「性同一性障害」という病気の一種である事を説明するのですが妻は

「あんた、今まで、立派に、父親として、夫として頑張ってきたんやない!」

「なんでいまさら、そんな事を言い出すのん?」

「あんた、オカマになりたいの?」

「わたしじゃあ駄目なの?」

「わたしより、男の人が好きなん?」


結婚して22年、他人から見れば羨ましいくらいに仲の良い夫婦に見えていた。

妻には、私が妻に隠れて女装やお化粧をしたりしていた事を泣きながら説明します。

ところが、妻は私が女性の服や化粧品を持っていることを知っていたようでした。

でもその事について、何も言いませんでした。

それは、私が、「ひょっとして下着泥棒をしているかも知れない?」と心配していたそうです。

自分自身でスーパーに行って購入したり、妻と買い物に行っても、別行動で別のお店に行き、女性物を洋服を購入したり、妻が寝静まった夜中に、こっそりとお化粧をして女装姿で家を出て、ドライブに行った事などを彼女にこと細かく説明します。

車には、お化粧落としのティッシュがあったり、マニキュアでシートが汚れていた事も知っていたみたい。

でも、その事を私に尋ねる事が怖かったとのこと。

「うちの人は、そんな事をしていないように・・・・」そう、ずっと願っていたとの事。

下着泥棒で無い事で少しは安心したみたいですが、私が女性の恰好をしたり、女になる事には絶対に反対です。

当然、世間体もあるし、「二人の子供の父親として尊敬される人であって欲しい!」

妻は普段から、子供の手前、常に私を立ててくれます。

子供がおもちゃが欲しいと言っても、「パパに聞いてから!」

夕飯でも、「パパが帰ってから一緒に食べましょうね!」

子供が小さい頃は、週に1回は家族揃って外食に行き、3ヶ月に1度は泊まりがけの家族旅行に行っていました。



そんな幸せそうな生活が続いたのですが、事務職である経理課から、なんと設備管理課に配属

今までなら、定時に近い状態で仕事が終われていたので、妻から電話が掛かってきて、家族揃っての外食などの誘いがあってもなんとかやりくりをつけることができました。

ところが、設備管理課に変ってからは、新しい事ばかりで分からない事だらけ。

建物図面なんて、この線が何であるのかちんぷんかんぷん。

建築図面を理解するためにすぐに電気工事士の資格を取り、CADの勉強も独学で覚え、建築基準法や溶接資格、果ては、市民消防学校に通い防火管理者の資格も取り、自衛消防隊の隊長に任命されます。

冷凍機の勉強も行い、エアコンの修理や取り付けをしたりと毎日が初めての経験。

建物が古いので、朝出社すると、空調用の冷温水のパイプから水漏れが発生していたりして修理の為に、3日ぐらい泊まりがけになったりするのは日常茶飯事の毎日。

そんな事が続くと、家族達も私をあてにしなくなります。

私自身も、設備管理課への移動になった時も、当初の約束では1年ほど行ってもらって、再度経理に戻ってきてもらうという約束だったのが、2年、3年と経過しても全くそのような様子がありません。

何で無くても、今まで鉛筆以外は持った事がないひ弱な私

その間、工事中に無理をして腰椎捻挫をして1ヶ月の入院をしたり、1日中屋外や屋上での仕事で色白で白魚のような細い指も節くれだち、まるで漁師のような真っ黒な漁師の顔立ち。

エアコンの取り付けで天井内で配管の溶接をしているときに、2000℃近くに熱した導管に腕が触れて大やけど。

いまだにその後が残っています。

自分なりに一生懸命、男を演じてきたつもりだったのですが、いつのまにか限界を感じてきます。

「私は、本当は、女なんだ」

そんな気持ちがどんどんと大きくなる毎日。

それでも、「二人の子供だけはきちんと成人するまでは男の責任として育て上げなければならない!」

そう言った義務感だけで頑張れてきた。

それが、ちょうど、二人の子供が二十歳を過ぎ、ふと目に止まった、「性同一性障害」という言葉。

自分が果たして、「性同一性障害」なのか?

妻と一緒に岡山大学病院の診察を受けに行きます。

初めて行ったのは、2002年の6月、女性ホルモンを服用し出して既に4ヶ月以上経過しています。

抗男性ホルモンを併用していた事もあり、泌尿器の診察では、診察に当たってくださった教授からは・・・

「既に、去勢状態になっています!」との診察

妻にして見れば、ショックのあまりに声が出ません。

それでも一途の望みをかけて、

「あんたの病気は、私が治してあげる!」

そう言ってくれた妻

でも、妻の願いも空しく、この診断が家庭内の崩壊に繋がるとは、私を含めて誰も予想もしなかったのです。

続きは、既婚者の性同一背障害の治療について:結末編で


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やっと、女になれました。
いい女になるのだから・・・・・・

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